【お金の話】家計を全部洗い直したら、月6万円浮いた話(いまの固定費、晒します)
去年、家計を全部棚卸しして固定費を整理しました。スマホは日本通信の合理的50GBプラン、サブスクはAmazon Prime、保険は0円、仕事用AIはClaude Max+Geminiに集中投資。いまの着地点のメモです。
こんにちは、もち子です。今日はお金の話。
モルディブに行くには、お金が必要です。至極当たり前の事実ですが、ずっと向き合うことから逃げていました。 去年、ようやく向き合って、家計をスプレッドシートで全部棚卸しして固定費を整理しました。 今回はそのときにやったことと、いまの着地点の記録です。
ビフォー:貯金ほぼゼロ、お金が「気づくと消える」
整理前の状況はこんな感じでした。
- 月収(手取り):約25万円
- 家賃:約12万円(前の家・都心寄りのマンション、見栄でした)
- 食費:約5万円(コンビニ多め)
- 通信費・サブスク等:謎に多い
- 残り:気づくと消えてる
「気づくと消えてる」、つまり何に使ってるかよく分かっていないという状態でした。IT職を名乗る資格ない。 なので、スプレッドシート(Google Sheets)で全部棚卸し。スプレッドシート芸だけは得意なので、ここは勝ち筋でした。
やったこと:固定費を1つずつ整理
① 引越し:家賃12万 → 6万(-6万円)
いちばん大きかったのはこれ。都心寄りのマンションを引き払って、**東京都内(区ではなく、市)**の1Kに引越しました。 会社までの通勤時間は伸びましたが、満員電車には慣れます。家賃が半額になる快適さには勝てませんでした。
- 前:中途半端に都心寄り・1Kマンション・12万円
- 今:都下・市部のほう・1K・6万円
「固定費見直し」というよりはライフイベントですが、月6万円浮いた事実は記録として残しておきます。
② スマホ代(約8,000円 → 2,178円)
棚卸しをしたあとに**日本通信の合理的50GBプラン(月2,178円)**に乗り換えました。 ずっと大手キャリアを使っていましたが、回線速度をそこそこ気にするIT職視点で見ても、日常使用で体感差ゼロ。迷う理由がなくなりました。
いまの設定:
- 日本通信 合理的50GBプラン(月2,178円)
- 仕事では携帯電話をほぼ使わない(社内外とのやり取りは基本チャット)
- プライベートの通話もほぼLINE通話なので、電話回線の通話はほぼゼロ
- 5分かけ放題がプランに標準で付いているけど、実質ほぼ使わない(お守り枠)
- 50GB あるのでテザリングで外出先作業も余裕
節約額:月 約5,800円
③ サブスクの棚卸し(約6,000円 → 約2,420円)
これが一番ひどかった。契約したまま忘れていたサブスクが複数ありました。
棚卸し時点での契約:
- 見ていない動画配信サービス2つ
- 使っていない音楽サブスク(YouTube Musicで足りていた)
- 古い有料アプリの月額
- なぜか契約している漫画サイト
本当に使うものだけに絞って、残したのはこの3つにしました。
① Amazon Prime(月600円)
Amazon ではそもそも日用品・書籍・ガジェットをよく買うので、配送無料&お急ぎ便だけで元が取れる感覚。そこに Prime Video / Prime Music / Prime Reading / 写真保存まで付いてくるので、正直これは最高コスパの激安娯楽だと思っています。1つで動画・音楽・読書・買い物の「ちょっといい」が全部ちょっとずつ手に入る。
② YouTube Premium(月1,280円)
これは時間を買うサブスクとして払っています。 広告を何十秒も見せられる時間が、1日のトータルで何十分にもなってくると、その時間が普通に惜しい。
「Brave など広告ブロック系のブラウザを使えば無料で広告を消せるのでは?」という話もあります。実際それでも見られるんですが、YouTube 側とのせめぎ合いで挙動がおかしくなる瞬間が結構あります(ブロック検知で再生できなくなる、動画が急に止まる等)。そのたびに数秒詰まる体験が積み重なると、結局課金したほうが速い、という結論に落ち着きました。
今やわたしにとって YouTube は完全にテレビ代わりです。料理・掃除・お風呂中のBGM、趣味のハウツー、疲れたときのルーティン動画、全部ここ。
ちなみに、そもそも家にテレビがありません。なので NHK とも契約解除しておさらば済みです(手続きはちょっと面倒だけど、一度やれば終わる)。 情報源は YouTube・ニュースアプリ・ポッドキャスト・Gemini に要約させたニュース、この組み合わせで今のところ過不足なしです。
③ マネーフォワード ME プレミアム(月540円 ※年払いなら月495円相当)
家計管理の本丸。これがないと、そもそも家計簿が続きません。課金一択です。
- 銀行・クレジットカード・証券・電子マネーを全部自動で連携してくれる
- 収支が自動でカテゴリ分類されるので、スプレッドシートへの取り込みが一瞬
- 月次のグラフで**「何にいくら使ったか」が一目瞭然**
無料プランだと連携数に上限があって家計管理に抜け漏れが出るので、プレミアム一択。月500円台で家計が全部見えるなら破格です(2025年8月に月500円→540円に改定されましたが、年払いなら月495円相当で据え置きに近い)。
ちなみに、いまどき現金を日常的に使っている人は、正直もう石器時代だと思っています。 マネーフォワードも現金支払いだけは自動では記録できない=記録漏れの温床なので、支払いはキャッシュレスに全振り。ここを切り替えた瞬間に「気づくと消えてる」がほぼ消えました。
「契約は簡単、解約はちょっと面倒」という仕組みに勝つため、Google カレンダーに「サブスク解約タイム」という30分の予定をブロックして、その時間にスマホ片手に不要な契約を片っ端から解約しました。先延ばしを防ぐには「作業時間を予定として取ってしまう」のが一番効きます。
節約額:月 約3,580円
④ 保険の見直し(約8,000円 → 0円)
わたしは民間保険、全部解約して0円にしました。
日本って実は、世界最強クラスの保険にすでに入っている国なんですよね。 入っているのに、そこにさらに民間保険を重ねていました。
- 公的医療保険:保険証1枚で医療費は原則3割負担
- 高額療養費制度:1ヶ月の自己負担に上限があるので、大きな病気でも数万〜十数万で天井
- 傷病手当金:会社員なら病気で働けないとき給与の約3分の2が最長1年半
**もち子の状況(独身・一人暮らし・扶養家族なし・賃貸・車なし)**で考えると、民間保険で追加カバーすべきものがほぼ残らない、という結論になりました。
- 生命保険 → 扶養する家族がいないので不要(遺す相手がいない)
- 医療保険 → 高額療養費制度で足りる(貯金を15万→100万にする方が効く)
- 貯蓄型保険 → 手数料高めで資産形成としては微妙(つみたてNISAでやったほうがよい)
- 火災保険 → 賃貸契約にセットで最低限のものが付いている
- 自動車保険 → 車を持っていないので不要
節約額:月 約8,000円
⚠️ 保険が必要かどうかは個人の状況で全然違います。扶養家族がいる方・持病がある方・自営業の方・車を持っている方などは、わたしの結論は当てはまらないので、ご自身の状況で判断してください。
⑤ 電気・ガス(結果:約12,000円のまま)
ここは結果的にほぼ変わらずでした。新電力・新ガスに何度も浮気はしたんですが、
- 燃料費調整額で急に跳ねる月があって予算が読めない
- キャンペーンが切れた後は意外と割高
- 乗り換え・問い合わせ手続きのストレス
を経て、結局 東京電力・東京ガスに戻ってきました。料金の安定と手離れの良さが一番、というのが今の結論です。 派手な節約にはなりませんが、ストレス0円を選んでいます。
節約額:月 0円(でも心の平穏は手に入れた)
⑥ 家のネット:マンション指定のJCOMで固定
ここはそもそも手を出せない領域。
今のマンションは入居時からJCOMのインターネットが建物契約に組み込まれているタイプで、個別に他社プロバイダに切り替えることができません。 料金は家賃・共益費の中にバンドルされている扱いで、見直し不可の固定費。
スマホが50GBあるのでテザリングでも足りちゃうくらいで、正直もっと安い自宅回線に切り替えたい気持ちはあるんですが、ここはマンションを引き払わないと動かせないので諦めています。 固定費見直しの限界はここに出ますね。
節約額:月 0円(そもそも触れない)
逆に増やしたもの:仕事用のAIツール
ここは削らなかった領域。というか、むしろ全力で増やしました。
IT職・事務/サポート寄りの仕事では、AIツールを使いこなせるかどうかで体感の生産性が大きく変わるようになったので、安いプランを複数持つのではなく、メインを決めて重めに契約しています。
- Claude の $100/月プラン(Max):メインの相棒。コードを書く(業務効率化の小ツール作り・スクレイピング・Google Apps Script)、資料作成(提案書・議事録のたたき台)、業務効率化ツールの設計まで全部これ。日々のヘビーユース用
- Gemini(Google One AI Premium 月 約2,900円):脳のリソースを空けるために欠かせない存在。用途はだいたい3つ:
- NotebookLM に長文PDFや資料の山をまるっと放り投げて、要約と Q&A をお任せする(神)
- スマホで録音した打ち合わせの音声を読ませて、議事録・報告書・要件定義のたたき台を一気に作る。会議中は聞くことに集中して、まとめは Gemini に全部任せる
- Gmail / Google ドキュメント側での細かい下書き・校正
- 自力で要約・議事録・報告書をゼロから書かなくて済むので、もう手放せません
合計:月 約18,000円(ドル円は時期で変動します)
「OLが毎月2万円近くAIに突っ込んでる」と言うとギョッとされるんですが、これは浮いた時間で仕事を早く終わらせる=自由な時間が増えるので、わたしの中では完全に投資枠です。 「本を買うのと一緒」と自分に言い聞かせて、ここだけは固定費見直しのナタを入れていません。 モルディブに行くための稼ぎ側の話なので、貯金と別枠で考えています。
以前は ChatGPT Plus も入れて3〜4サービス持っていましたが、Claude を重く使うようになってからは、Claude をメイン・Gemini を補助の2本に絞り込みました。 AIは「全部契約する」よりも「メインを決めて集中投資する」ほうが、結局コスパがいい、というのが個人的な結論です。
余談ですが、議事録・報告書・要件定義の「まとめ」を手で書いている人は、全社会人でいったん見直したほうがいいと本気で思っています。ここに頭と時間を使っていると生産性が上がらない。AIに任せて、人間は判断・調整・関係づくりに時間を使うほうが筋が良いです。(IT職としての個人的な所感)
合計:固定費全体で月約6万円ダウン
整理前と整理後を並べるとこんな感じ。
| 項目 | 見直し前 | 見直し後 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 家賃 | 120,000円 | 60,000円 | -60,000円 |
| スマホ代 | 8,000円 | 2,178円 | -5,822円 |
| サブスク | 6,000円 | 2,420円 | -3,580円 |
| 保険 | 8,000円 | 0円 | -8,000円 |
| 電気・ガス | 12,000円 | 12,000円 | 0円 |
| 仕事用AI | 0円 | 18,000円 | +18,000円 |
| 合計 | 154,000円 | 94,598円 | -約59,000円/月 |
効いたのは家賃のマイナス6万円。それ以外の小さい固定費(スマホ・サブスク・保険)で浮いた約2万円は、そのままAIへの投資に回っていて、家賃抜きだとほぼトントンです。 でも体感としては、以前より時間も心もだいぶ軽い。AIに2万円払って毎月数十時間単位で時間を買っている、と思うと悪くない買い物です。
※ この金額はわたしの個人的な契約状況の話です。見直しで浮く金額は人によって全然違うので、同じ額を保証するものではありません。
浮いたお金の行き先
もちろん、モルディブ貯金がメイン。目標は120万円。
- 3万円:自動積立でモルディブ貯金口座へ
- 1.5万円:新NISA(つみたて投資枠)一択
- 1万円:聖域の下着代(これは譲れない)
- 残り:生活のバッファ
iDeCoはやりません
「将来のために iDeCo もやるべき」みたいな話をよく聞きますが、わたしはやりません。
- 新NISAが充実しすぎ(年間360万円・生涯1,800万円の非課税枠、しかもいつでも引き出せる)
- iDeCoは出口(受け取り時)がとにかく複雑。退職金控除と合算される罠、一時金/年金/併用で税額が変わるなど、60歳の自分に宿題を押し付けることになる
- 60歳まで引き出せないロック、運営管理コストも毎月かかる
- 非課税の性格が似ているなら、柔軟に使える新NISAを先に埋めきるほうが合理的
「1,800万円の新NISA枠を埋め切ってから、それでもやりたければ iDeCo をやれ」、というのが個人的なスタンスです。 もち子は新NISAの枠を埋めるのすらはるか彼方なので、新NISA一本でやっています。
🌸 それに、もち子がもし将来結婚したら、新NISAの非課税枠は夫婦で3,600万円になります。 これを長期運用できれば、**老後2,000万円問題なんて普通に超えられるのでは?**と密かに思っています。 (相手ができるかどうかは別の話。まずはモルディブでビキニを着るのが先です)
下着と「先端」に奮発する:視線と粋の配分
服にお金をかけるなら、もち子が大事にしているのは2軸あります。
- 「見えない部分にお金をかけるのが粋」(下着)
- 「視線がいくのは先端」(時計・バッグ・靴)
人の視線は、顔のあとに時計・バッグ・靴へ行きます。この3点をちょっといいものでそろえておくと、服が全部ユニクロ / GU でも「きれいめOL」に見える、というのが経験則です。
配分としてはこんな感じ:
- 表(見える服):ユニクロ / GU でシーズンごとに入れ替え、常に新しく清潔な状態を保つ
- 先端(時計・バッグ・靴):ちょっといいものを少数精鋭で長く使う(ここで印象が決まる)
- 裏(見えない下着):ちゃんとしたものを買って、長く大事にする(粋)
ブランドの服を何年も着続けて清潔感が抜けたり、トレンドから外れていくくらいなら、**「表は回転、先端と裏は奮発」**のほうが結果的にキレイに見える、という配分哲学です。 モルディブでビキニになるまでの道のりなのに、それ以下の下着が雑では整合性がとれない、という自分への理屈にもなっています。
もち子的学び
- 家賃は一番効く(引越しできるタイミングなら最強)
- 変動費より先に固定費(効果が継続する)
- 使ってないサブスクはほぼ必ずある(棚卸しの1回だけ根性を出せば、あとは楽)
- 日本の公的保険は最強なので、独身・扶養なし・車なしなら民間保険はほぼいらない(高額療養費制度を知らないまま契約している人が多い)
- 貯蓄型保険は貯蓄でもなく保険でもない(つみたてNISAでやろう)
- 仕事用の投資(AI)は削らず、むしろメインに集中投資する(サブスクを何個も持つより1本を深く)
- 議事録・報告書・要件定義は手で書かない時代(録音をAIに投げる。人間は判断と調整に時間を使う)
- 広告を見る時間も買う(YouTube Premium)(積み上がると数十分/日、その時間のほうが高い)
- テレビは捨てて、NHKも解約していい時代(YouTubeとニュースアプリで過不足なし)
- 家計管理アプリは課金一択(マネーフォワード ME プレミアム)(月540円/年払いなら月495円相当で全銀行・全カードの可視化が手に入る破格の投資)
- 支払いはキャッシュレスに全振り、現金は最小化(現金は自動記録できないので「気づくと消えてる」の温床)
- 手を出せない固定費(マンション指定のJCOM等)もある(限界は認めてストレス0を取る)
- iDeCoより先に新NISA(年間360万・生涯1,800万の枠を埋めてから考える。出口が複雑な商品は後回し)
- 結婚したら新NISA枠は夫婦で3,600万(長期運用で老後2,000万円問題は軽く超えられる計算。将来の自分への伏線)
- 視線がいくのは「先端」(時計・バッグ・靴)(ここをちょっといいものにすれば、服がユニクロでも綺麗めOLに見える)
- 表はユニクロ/GUで回す、見えない下着は奮発する(粋の配分。古くなったブランド服より、新しい安物+ちゃんとした下着のほうがキレイに見える)
- 浮いたお金は先に行き先を決める(決めないと消える)
スプレッドシートで家計管理してるのに貯金できていなかった女は、 ようやくスプレッドシートを活かす段階に入れた気がします。
来月も報告します。沈んでいたら、見張っててください。